オンライン講座についての考え方
3月登壇するはずだった研修、講演は
すべて延期や中止。
オンラインでの実施もなし。
商品としてスタートするつもりも今は一切なし。
なんでもオンラインでできるのは
確かに便利で合理的だし時代にマッチしている。
正直、ビジネスや金銭的なことを考えたら
そこを念頭に置きたくもなるし、
薦められることもゼロではない。
でもね、やっぱり私は
オンライン講座で完結する講師ではありたくないと
強く思うのです。
当然のようにリアルな場を求められ、
期待される講師でありたい。
オンライン自体を否定するつもりはない。
本と同様に直接はメッセージを届けられない
多くの人たちをサポートできるのはとても良い。
ただ、YouTube配信や日頃のライブ生配信も
私にとってはあくまで
“知ってもらう→リアルで会いたくなる”ためのツール。
“手段”であって”目的”ではないのです。
大好きなアーティストのライブも
今の時代ならいくらでもネットで観られるけど、
やっぱり生のライブ会場に足を運びたくなりますよね?
大好きだったらちゃんとCD買うし、
遠方でも旅費交通費はケチれないし、
日程もどうにかして調整して会場に足を運ぶ。
私はそれを本気で目指しています。
何が良い悪い、どっちが正しい間違いという話は
一切していません。
私は”コンテンツ”以上に、
桑野麻衣という人間のリアルな場でしか伝わらない
“エネルギー(熱量)”を大事にしてきたつもりです。
講師ビジネスをしているのではなく、
人材育成や教育に本気で向き合い続けたい。
『桑野さんの動画を観て学んでる』という人に
『桑野さんはリアルに会って学ぶのが1番だった!』
『あの人はリアルの場で学ばないともったいなさすぎ!』と
当然のように言われる日を目指して。
変化を恐れず変わっていくことも必要。
だけどこんな時だからこそ
大事にしているもの、大事にしてきたものを見失うことなく、
より大事にしていきたいのです。